最高価格となったまほろば大橋そばの商業地
神奈川県は９月17日、土地の価格の目安となる基準地価格を発表した。基準地価格とは、７月１日時点での基準地１平方メートル当たりの価格のことで、県が毎年１回調査している。秦野市内の今年の調査地点は23地点で、全て前年から継続して調査した。内訳は住宅地が18地点、商業地が４地点、工業地が１地点。
秦野市の全地点平均価格は、10万５８００円。平均変動率は前年から０・３ポイント下がり、マイナス１・７％だった。工業地以外全ての価格が下落か横ばいで、県全域では上昇傾向にある中、秦野市は前年より下落幅が拡大している。
用途別でみると、住宅地18地点の平均価格は９万７００円で、平均変動率はマイナス２・０％（前年はマイナス１・６％）。住宅地で最も高いのは「今泉字諏訪下４７８番７」で、昨年同額の12万１千円だった。最も低いのは「平沢字稲荷開戸２２１３番２外」で２万８４００円。
商業地４地点の平均価格は18万７８００円で、平均変動率はマイナス１・６％（前年はマイナス０・８％）。最高価格は、まほろば大橋そばの「本町２丁目２６７２番30」で、23万１千円。これは全地点の中でも最も高い値となった。
工業地の価格は４万９千円。変動率は２・１％（前年は０・０％）で、全地点の中で唯一上昇した。
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