表彰状を持つ赤木巡査
２０１５年度神奈川県警警察慰霊祭柔道・剣道大会が11月13日に県警察学校で開催され、秦野警察署（横山俊二署長）地域課の赤木エミ巡査（25）が女子剣道個人戦トーナメントで準優勝を果たした。
同部門には、県警や機動捜査隊、警察学校等に所属する有段者52人が出場。２分30秒間の３本勝負で、白熱した試合を展開した。
赤木さんは、「強敵」と噂されていた初戦の相手に１本勝ち。この勝利が体の緊張をほぐし、一気に流れを引き寄せた。２回戦から４回戦まで１本で勝ち進み、準決勝は２本勝ちとその勢いは増すばかりだった。
決勝では、現役警察学校生と対戦。両者一歩も譲らない中、お互い同時に面を打ちあう。一瞬相手が早く、１本の旗が揚がる。逆転のチャンスを狙うも、そのまま試合終了となった。
赤木さんは「後輩に負けたのが悔しかった。今年は挑戦者だったけど来年は受ける側。結果に甘んずることなく稽古を積みたい」と話している。
三宅島出身の赤木さん。５歳から剣道を始め、４段の実力を持つ。現在は、秦野市役所そばの桜町交番に勤務している。
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