傍聴席で聞き入る参加者たち
秦野市清水町に住む65歳以上のメンバーで構成される悠々会（長谷川昭司会長・会員数52人）が12月３日、秦野市議会第４回定例会本会議を傍聴した。
同会では以前から、「市がどのように運営されているのかわからない」「議会が何をしているのかよく知らない」などの声が上がっていたことから、初めて議会傍聴を企画した。
当日の参加者13人は、全員が初めての議会傍聴。事前に参加者からは、高齢化社会についてや医療問題について関心を示す声が多く聞かれ、発案者の一人である80代の男性は「市政の現実を見るために参加した」と話した。市議会議員２人の一般質問に来場し、メモを取るなどして熱心に耳を傾けた。
終了後、参加者は「もう一歩踏み込んだ話まで聞きたかった」「市長の発言を聞けなくて残念だった」などの感想を口にした。より市政や議会への関心を高め、企画の手ごたえを感じている同会。今後も企画していきたいと考えている。
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