「子ギツネのイクラ子はお寿司が大好きでした―――」。これは、1人前になった若いキツネが財布の中身を気にしながら、すしの美味しさに触れる可愛らしい童話「寿司」の一文。平沢在住の佐藤テル子さん(81)がこのたび刊行した「藤庵ものがたり 道草抄 その十四」(A5判並製本 220頁 印刷・製本(株)タウンニュース社出版印刷部)に収録されている。
同書は佐藤さんが書き続けている短編童話集「道草抄シリーズ」の14作目。これまでと同様、人や動物が主人公のほのぼのとした物語から切ない話、戦争やオレオレ詐欺を題材にしたものまでさまざまだ。
「一つひとつの話に愛着があります」と佐藤さん。著書は渋沢駅南口のみどり書店や堀川の大森書店で販売。定価は1080円税込。
秦野版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>