株式会社アイエンス(秦野市落合)の代表取締役・佐藤哲男氏(68)が2月10日、「高齢者福祉に役立ててほしい」とメンタルコミットロボット「パロ」(約39万円相当)を秦野市に寄付した。
このロボットはアザラシの赤ちゃんの形で、呼びかけたり抱きかかえると反応する機能がある。アニマル・セラピーと同様の効果を備えるロボットとしてアメリカでは医療機器に承認されている。
佐藤氏が約3年前に亡くなった母のメンタルケアの助けになればと購入したが、商品が受注生産だったため、結局一度も使用しないままだったという。
佐藤氏が動作を確認したところ、問題なく使えることから「老人ホームなどの高齢者施設で活用してもらえるのではないか」と、市へ寄付することにした。
古谷義幸秦野市長の元を訪れて、ロボットを手渡した佐藤氏は「必要とする人に使ってもらえれば」と話した。
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