神奈川県が２月12日、２０１５年国勢調査結果速報（県の人口と世帯）を発表した。この中で秦野市の人口は16万７３８７人で、前回調査（２０１０年）から２７５８人減少した。
「人口減少数」は多い順に横須賀市（１万１６３９人）、小田原市（４１５３人）、三浦市（３０５０人）で、秦野市はこれに次ぐ４番目。前回調査では人口が増加し今回減少に転じた市町村は、秦野市を含む９つ（平塚、鎌倉、逗子、座間市、葉山、大磯、大井、愛川町）だった。
県内全域では、総人口９１２万７３２３人、世帯数３９７万８２４３世帯はいずれも一貫して増加しているが増加率（人口０・９％、世帯数３・５％）は過去最低。また１９２０年の調査開始以来、初めて女性人口（４５６万９１８６人）が男性人口（４５５万８１３７人）を上回った。
「市町村別人口」の増減は、33市町村のうち増加が12市町村、減少が21市町村。増加数は川崎市（４万９７８８人）、横浜市（３万７３９４人）、藤沢市（１万４４４６人）の順。増加率は開成町（４・０％）、藤沢市（３・５％）、川崎市（３・５％）が上位。減少率では箱根町と真鶴町が10％超のマイナスとなった。
秦野市の統計（各年10月１日現在）によると、秦野市の人口は、前回国勢調査の前年（２００９年）の17万２０７人をピークに減少傾向が続いている。
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