左から陶山富之会長、古谷市長、陶山典之社長、陶山孝之取締役
２０１５年度神奈川県優良工場表彰を受賞したフジ・プロダクト株式会社（秦野市平沢）の陶山典之代表取締役社長らが２月８日、市役所を訪問し、古谷義幸市長に受賞を報告した。
同表彰では、県内の製造業を営む中小企業の中から経営成績や作業環境、生産技術などが特に優れ、労働災害の防止や労働時間の短縮等に取り組んでいる工場を表彰している。今年度は、同社本社工場を含む７工場が選ばれた。
この日、陶山富之代表取締役会長、陶山孝之取締役も同席。古谷市長から受賞をたたえる言葉を受け、陶山社長は「優良工場表彰をいただき、今後もこれまでの取り組みを維持しなければならないと思っています」と述べた。
フジ・プロダクトは１９７２年設立。工作機械用の金型部品や船舶関連、医療関連部品等を受注生産している。独自の高付加価値製品を次々と生み出し、顧客ニーズにマッチした金型部品の開発・製造への評価も高い。90年代以降に下請けからの脱却を目指し、自社製品開発や海外市場の開拓を進め、現在では約50カ国の企業にまで取引が拡大している。年商約６億円。
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