嶽神社(秦野市西大竹281の1)の神輿の担ぎ棒が約60年ぶりに新調され、3月26日に同神社で奉納式が行われた。
昨年4月に開催された同社例大祭の神輿渡御最中に、4本ある担ぎ棒のうち縦棒1本が根本から真っ二つに折れてしまったという。原因は老朽化だった。
担ぎ棒の損傷を知った氏子の高橋一郎さんが、「次世代の担ぎ手のために」と4本新調し奉納した。
神輿の管理を行う西大竹太鼓連の多田肇会長は、「約60年ぶりに新調していただき会員一同大変感謝している。今年の祭りが盛大に開催されることを祈ります」と話している。嶽神社例大祭は4月9日(土)に開催され、午後1時からの宮出しで、新調された担ぎ棒を組んだ神輿が初披露される。
裏山を「ぼくたちの森」に
奉納式後、嶽神社裏山では、同社氏子や同太鼓連メンバー、子供会会員ら約60人が参加し、ヒノキなどの植樹が行われた。
もともと「ヒノキの杜」といわれていた同裏山。しかし、枯れ木が目立つようになり倒木したら危ないと、整地して植樹することが決まった。
植樹されたのは、ヒノキ200本や本榊など。さらに、「四季を感じられるように」と河津桜やイロハモミジ、ツバキなども一緒に植えられた。
嶽神社氏子総代の高橋洋さんは、「子どもたちと一緒に植樹することで”ぼくたちの森”と愛着を持ってもらえる。20年後、30年後も大事にしていってもらいたい」と話した。
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