パンフレットを飾った『記憶のなかの八重桜』
４月16日（土）・17日（日）に開催される「秦野丹沢まつり」のパンフレットに、秦野市千村出身の漫画家・谷口菜津子さん（27）が作品を寄せた。まつりの時期に見ごろを迎える八重桜など、「花の見どころが多い秦野をＰＲしたい」という同まつり実行委員会の依頼を快諾し、作成したものだ。
作品『記憶のなかの八重桜』は、自身が渋沢中学校に通っていた時に良く見かけたという、八重桜の花の摘み取りの光景。優しい春の陽射しの中で、はしごに登って枝から花を摘む人や笑顔のこどもたちが、優しいタッチで描かれている。
谷口さんは「東京で暮らし始めてもうすぐ10年。春が来て、八重桜を見かけるたびに故郷の桜並木を思い出します」とコメントを寄せた。同まつりのパンフレットは４月10日に新聞に折り込まれたほか公民館、まつり会場などで配布される。
谷口菜津子さん
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