JOCジュニアオリンピックカップ第30回全国都道府県対抗中学バレーボール大会の選抜選手に、市内から窪田咲耶(さや)さん(本町中3年)と井上弥優(みゆう)さん(大根中3年)が選出された。
8月、10日間に渡って行われた選考会に2人は参加。初日に体力測定を行い、後は試合形式の中で選抜された。今回は279人が受験し、JOCと県選抜候補の28人が選出され、その中の12人がJOC選手として選出される狭き門。8月23日の発表で、窪田さんは名前が呼ばれると泣いて喜び、井上さんは「選考会では自分のプレーができなかったので、正直驚いている」と振り返る。
2人は中学部活動の際に市内大会の決勝で何度も対戦したライバルで、ともに県ベスト16まで進出した強豪校のアタッカー。小学校はサッカーに汗を流したが「バレーは25回喜べる」とバレーに転向、切れ味のあるサーブとスパイクが持ち味の井上さんは「レギュラーを奪取し点を獲る」。バレー一家で育ち、ポジションはレフトでありながらカットにも定評のある窪田さんは「どんな時も声を出す。目指すは日本一」と意気込んでいる。
8月27日には結団式が東海大相模高校で行われた=写真下。県バレーボール協会の前田亨介副会長は「この中から東京五輪選手が出ることを願う」と希望を託した。今後、12月25日から4日間渡り大阪で行われる大会に向け、毎週末選抜メンバーで試合に励むことになる。
なお女子県選抜には今村奈々美さん(本町中3年)が選ばれている。
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