大磯町の照ヶ崎海岸をスタートし、秦野市の健速神社や善波峠を抜けて大山へ至るトレイルランニング大会「第1回青鳩トレイル大磯〜大山大会」が、9月24日(土)に開催される。大会名に大磯町の鳥に指定されているアオバトの名を冠し、アオバトのねぐらとされる丹沢山塊の霊峰大山を目指して全長32Kmのコースを駆け進む。
トレイルランニングは、山道などの舗装されていないコースを走るアウトドアスポーツ。大会を主管する大磯〜大山南稜トレイル大会実行委員会によると、5月から8月まで参加者を募り、約200人がエントリーした。
一般エントリーはすでに締め切られているが、コースに設定されている秦野市や大磯町・平塚市・伊勢原市周辺の在住者には追加の出走枠を設け、9月15日(木)までエントリーを受け付けている。
照ヶ崎海岸をスタートし、峠や里山、水源林を巡りながら標高1252mの大山山頂を目指す全長32Kmのコース。実行委によると、秦野市と伊勢原市にまたがる善波峠から大山までは登り勾配が続くなど、体力勝負の中上級者向けレースだという。
天然記念物に指定されている照ヶ崎のアオバトは5月から10月ごろにかけて、海水を飲むために海岸の岩礁に集団飛来することで知られ、丹沢方面がねぐらとされている。参加者は、海岸から丹沢に帰巣するアオバトに思いをはせながら険しい道を走り抜く。
実行委は、アオバトの生息環境を保全する思いを込めて大会を企画したといい、「豊かな自然を楽しみながら走ってほしい」と話している。
問い合わせは同大会実行委員会【フリーダイヤル】0120・58・0235へ。
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