上：グッズを持つ宅見シェフ（右）と中村さん左：同店のアマトリチャーナ
イタリア料理店トラットリアフーコ（秦野市平沢２５４９の14）の宅見知明シェフらが、８月に発生したイタリア中部地震の被災地支援を行っている。
イタリアに留学経験のある宅見シェフが震災発生の１週間前に完成させたという新メニュー「手打ちブカッティーニと自家製グアンチャーレのアマトリチャーナ」１１００円（税込）は、偶然にも被災地アマトリーチェの伝統料理。注文が入ると売上から５００円をイタリア赤十字社に寄付する。
同店ではほかにも、漫画家志望の同店スタッフ・臼井かなりさん（23・渋沢）が描いたイラスト付きのコースターや、シェフの友人のイラストレーター中村千代乃さん（39・渋沢）が作った缶バッジも販売。どちらも売上の全額を寄付するという。宅見シェフは「自主的に支援したいと動く人が周りにもいて、あたたかいと感じました。少しでも被災地の力になれば」と話した。
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