第10回小田原映画祭が９月10日から小田原城址公園内、銅門野外上映会を皮切りに行われている。10月２日（日）まで。
秦野市出身の俳優で小田原ふるさと大使を務める合田（ごうだ）雅吏（まさし）さん（46）が、今年から同映画祭の三代目実行委員長を務め、「マイ甲冑」を身に着け開幕を宣言。合田さんは、城内で月明かりをバックに映画を観るシチュエーションに「他にない。多くの人に体験してもらい、映画を好きになってほしい」と来場を呼び掛けた。
合田さんは長身と端正な顔立ちでモデルとして活躍後、戦隊ヒーロー物で俳優デビュー。その後、国民的テレビドラマ『水戸黄門』の格さん役で時代劇の世界に。高校の頃に読んだ司馬遼太郎の『国盗り物語』で時代物の魅力にはまったという。一昨年に高校時代を過ごした小田原の『ふるさと大使』に就任した。
数々の会場でトークショーも
９月24日（土）には、先代の実行委員長を務め、昨年急逝した阿藤快さんの追悼上映＆トークショーを実施。遺作となった『シネマの天使』の上映後には、阿藤さんとゆかりのある俳優・名取裕子さんがゲストトークに登場する予定。会場は小田原コロナ・シネマワールド（小田原市前川２１９の４）。
また10月１日（土）にはＴＯＨＯシネマズ小田原（小田原市中里３１３の12ダイナシティウォーク内）で、小田原出身の作家・夢枕獏さん原作『エヴェレスト 神々の山嶺』を上映。その後、場所をダイナシティ１階キャニオン（小田原市中里２０８）に移し、夢枕さんのトークショーも行われる。
プログラム、上映時間などはホームページ（【URL】http://www.odawara-cinema.com/home/）で確認を。問合せは実行委員会事務局【携帯電話】０９０・７２１４・６４０１大塚さんへ。
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