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秦野版 公開:2016年10月29日 エリアトップへ

市の文化財を特別公開 10月31日から4カ所で

文化

公開:2016年10月29日

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 秦野市は10月31日(月)から11月3日(木)まで、市の指定文化財特別公開を行う。時間は午前10時から午後3時まで。

 文化財に親しむことを目的に、文化庁は毎年11月1日から一週間を「文化財保護強調週間」と定めている。市はこれに合わせて毎年市内の指定文化財を特別公開しており、今年は4カ所で実施される。

 宝蓮寺(蓑毛674)では、木造五智如来坐像と木造聖観音菩薩立像、木造十王像等諸仏、木造二王立像の4点を公開。二王立像は宝蓮寺大日堂の前に建つ仁王門の左右に安置される阿吽一対の像で、県下において現存最古の平安後期の作例となっている。

 太岳院(今泉391)では木造十一面観音菩薩立像を公開。平安期の作で像高は142・5センチ。まるみのある肩や抑揚のない体型、穏やかな雰囲気などが特徴だ。

 金蔵院(西田原337)は木造阿弥陀如来坐像を公開。像高は90センチで平安期から鎌倉初期にかけて作られたものと推定される。頭部と体部の主要部分が一材でつくられており、後世の補修が多いものの、当時の姿をうかがうことが出来る。また、大ぶりの目鼻口などに地方色を漂わせているという。

 桜土手古墳展示館(堀山下380の3)ではニホンオオカミの頭骨を展示。明治初頭までいたとされているニホンオオカミ。市で所蔵している頭骨は、大英博物館所蔵の最も新しいニホンオオカミの仮剥製・頭骨に次いで新しいものとされている。同館の展示のみ28日から始まっており、開館時間は午前9時から午後5時(入館4時半)まで。頭骨の展示は他と同じく11月3日までとなる。

 問い合わせは市生涯学習課文化財担当【電話】0463・87・9581へ。

十一面観音菩薩立像
十一面観音菩薩立像
阿弥陀如来坐像
阿弥陀如来坐像
ニホンオオカミの頭骨
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