ボランティアが手作りした昼食（11月11日）
「もう、いーくつ寝るとー、おしょうがツー！」椅子に座ったまま、歌に合わせて軽快に体操をするお年寄りの笑顔が弾ける。
秦野市広畑ふれあいプラザでは毎週月・水・木・金曜日に、65歳以上の高齢者を対象にした「いきがい型デイサービス」が行われている。レクリエーションを楽しみながら仲間と交流し、健康チェックや食事のサービスを安価で受けられる。運営するのは地域住民のボランティアだ。
12月９日には、椅子に座っての体操教室が行われた。利用者は講師の原田宏子さんと、フラダンスの曲に合わせた体操や、チーム戦のボール運び競争などを楽しんだ。
昼食の時間になると、ボランティアの人たちが利用者の食べる量や栄養を考えて手作りしたメニューを配膳。利用者の80代の女性は「毎週ここに来るのが楽しみ」と話していた。
市内ではほかに、保健福祉センターで、支援・介護が不要な高齢者を対象に、類似のサービスがある。
お正月の歌に合わせ体操する利用者
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