新春の恒例行事となっている「消防出初式」が今年も1月14日(土)にカルチャーパーク第3駐車場で開催される。迫力ある鳶職人の「はしご乗り」に使われるはしごの製作が昨年12月23日、森谷建設(森谷保夫代表)で行われた。
当日は秦野鳶工組合の13人が参加。使う材料は竹とヒノキがメインだ。竹は竹林から真っすぐに伸びているものを切り出し、ヒノキは木目が真っすぐに入っているものを市内外の材木店から調達している。段に使われているヒノキの長さを調節するなどし、長さ6メートルのはしごが完成した。
気をつけていることは、竹を切る時期。たけのこが出てくる春先に切ってしまうと、竹に含まれる水分を求めて虫が入り込み、腐ってしまう。このため、10月から11月にかけて伐採しているという。
消防出初式で演舞を披露するのは4人の予定。12月4日から練習用の梯子を使って各自で練習を重ねた。5日には組合員全15人で、午前8時半から出雲大社相模分祠で梯子のお祓いと「初乗り」を行い、最後の調整を行う。
秦野鳶工組合の組合長を務める小島八重次さんは、「鳶にとって、はしご乗りとは度胸の一言。演舞者は1人ひとりに色や特徴がある。それぞれ自信のある技を披露し、見に来た人たちが思わずハッと息を飲むようなものを用意しているので、楽しみにしてほしい」と話した。
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