警察官とやりとりをする山本さん（右）
秦野警察署（横山俊二署長）が「１１０番の日」の１月10日、俳優の織田裕二さんらのものまねで知られるタレントの山本高広さんを一日警察署長に委嘱し、イオン秦野ショッピングセンター敷地内のくすの木広場で啓発キャンペーンを開催した。同署が一日警察署長にタレントを起用するのは初めて。
山本さんは、テレビドラマ「踊る大捜査線」で織田裕二さん演じる青島刑事のトレードマークとなっているカーキ色のコートで登場し、ものまねを披露した。その後、制服姿になり渡部篤郎さんや坂上忍さんらのものまねを交えながら署員と一緒に寸劇を行い、適切な１１０番通報について呼びかけた。
会場は、子どもから年配者まで多くの来場者で賑わい、山本さんがものまねをすると「似てる」と歓声もあがっていた。啓発品の配布時には握手を求める人もみられた。
「適切な１１０番通報を」
秦野署が昨年１年間に受理した１１０番通報は６７６２件。中には明らかに緊急性の無いものも含まれており、同署では「本当に緊急を要する事案の対応が遅れてしまう場合もある。通報内容に緊急性があるかどうか考えてから通報いただきたい」と話している。
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