高校生の問いかけに手を挙げる児童
秦野市立末広小学校で１月19日、非行防止教室が開かれた。参加した４年生と秦野養護学校末広校舎の生徒の前で、寸劇を披露したのは県立秦野曽屋高校の演劇部の生徒だ。
劇のストーリーは、神奈川県警がホームページで公開している、子どもが社会のルールを学ぶための紙芝居が基になっている。
演劇部員は、小学校の教室で起こる友達とのトラブルを演じながら、ポイントで動きを止めて「これはやっていいことかな？悪いことかな？」と問いかけた。
演劇部部長の小山優香さんは、「セリフをゆっくり話すことや、小学生らしい動きになるように気を付けました。楽しんでくれたようで良かった」と笑顔を見せた。同小学校の岩谷照人教頭は「小学生にとって高校生は世代も近く、また曽屋高校も身近な場所。（非行防止教室の）効果も大きいと思います」と話した。
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