緑水庵でそば打ちを体験するオーストラリア人男性
秦野市蓑毛地区で２月16日、外国人からみた地域の魅力を探ろうと出前セミナーが開かれた。東京五輪などで増加が予想される外国人観光客への観光振興を目的に、県や小田急電鉄、ＪＡＬなどが組織する協議会が今年度から県内各地で行っており、市内での開催は初。このセミナーを元に旅行会社によるツアーが実現した例もあるという。
蓑毛地区活性化対策委員会や秦野みのげ文化の会が協力し、モニターとして参加したタイ、ベトナム、台湾の留学生やオーストラリア人男性に観光スポットを案内。宝蓮寺で座禅、緑水庵でそば打ちなどを体験後、県や市の職員、旅行会社と意見交換会を行った。
参加者からは「座禅が印象的だった。静かで心が穏やかになった」「英語の看板があれば分かりやすいかも」などの感想が聞かれた。
宝蓮寺で座禅体験
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