講師を務めた松邨さん
２月26日本町公民館音楽室で、国際ソロプチミスト秦野（松邨（まつむら）佐智子会長）が「国際女性デー ソロプチミスト・キャンペーン」を開催した。
松邨会長は、同団体がこれまで取り組んできたバングラディシュに古い文具などを寄贈してきた活動などについて来場者に報告。
続いて歴史作家で観光コンサルタントの松邨賀太（よしもと）さんが「明治文明開化の近代女性達」というテーマで講演を行った。講演では６歳でアメリカに渡り留学し、後に津田塾大学を創設した津田梅子さん、「家庭こそ富国強兵の源」という考えに基づき家政学を広めた大江スミさん、実践女子大の前身となる「実践女学校」を開いた女子教育家の下田歌子さん、近代日本における最初の女性医師となった荻野吟子さんなど、明治の女性たちの努力や苦労話など歴史的なストーリーを松邨さんが紹介した。参加者からは「先人たちの思いが伝わる良い講演だった」と感想が聞かれた。
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