楽器を楽しむ会員ら
秦野市の下大槻団地自治会（森重勇会長）が高齢者の交流の場として実施している「ふれあいサロン」で、３月21日に音楽療法の体験を行った。
音楽療法とは、音楽を通して心身のケアや生活の質の向上を目指す方法。高齢者や障害者を対象に活動している秦野音楽療法ネットワークのメンバーが、市社会福祉協議会の紹介で同自治会に提案し実現した。
当日は、同自治会の高齢者28人が参加。「さくらさくら」など季節感のある曲を始め、「青い山脈」や「北国の春」など親しみ深い曲をタンバリンやマラカスを鳴らしながら歌った。終了後、「１〜５歳ほど若くなりましたね」と笑う参加者ら。森重会長も「みんなが楽しそうに生きいきしていた」と喜んだ。
音楽療法ネットワークのメンバーは「今後も地域の中で活動していきたい」と話した。
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