表彰状を手に笑顔を見せる梶山さん
吹矢で的を狙い点数を競うニュースポーツ、スポーツ吹矢。第15回神奈川県大会（主催／神奈川県スポーツ吹矢協会）が５月12日にひらつかサン・ライフアリーナで開催され、秦野たんぽぽ支部に所属する梶山建一さん（74）が10ｍ男子の部で準優勝に輝いた。
スポーツ吹矢は、呼吸法によって動脈硬化の予防やストレス解消など健康効果が期待されており、近年全国的に広がっている。
今大会は６８３人が参加。的は中央部分から７点、５点、３点、１点に区切られており、競技は男女別で６ｍ、８ｍ、10ｍの距離から狙い点数を競う。
梶山さんは10ｍの部に出場し、１ラウンド５本の６ラウンドで、２１０点満点中１９４点を記録し２位の座を勝ち取った。梶山さんは「大会は緊張してしまうので難しい」と話しつつも、好成績に笑顔を見せた。
同支部では普段から試合形式で練習を行っており、試合本番のように毎回緊張感を持って技を磨いている。同支部の中野廣通支部長は、「梶山さんは別の支部の練習にも参加するほど誰よりも練習量が多い。普段の努力が報われた」と結果を喜んだ。
梶山さんが同競技を始めたのは退職後で、今年で６年目になる。それまでスポーツの経験は無く、だからこそ「数をこなさないとだめ」と力を込めて話した。
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