棟梁の説明に耳を傾ける参加者
秦野市南矢名の東光寺（樋口亮順住職）の薬師堂の仁王門が老朽化などのため昨秋から全解体修理を実施している。工事を請け負っているのは、宮大工棟梁の内田幸夫さん（伊勢原市）。
内田さんと東光寺関係者による「貴重な事業を多くの方に共有してほしい」という思いから、５月13日に「宮大工から見た仁王門」という視点で工事過程を一般公開し紹介する見学会が行われた。当日は雨にも関わらず事前申し込みをした約80人が参加。「地元の歴史的建造物を次代にも伝えてほしい」と孫と一緒に参加する人もいた。
仁王門は安永３年（１７７４年）に建立された、県内でも数少ない格式の高い二層式の楼門。
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