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秦野版 公開:2017年6月9日 エリアトップへ

秦野産材の伐採を見学 30人が参加

教育

公開:2017年6月9日

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道具を見せながら伐採の仕方について説明する鈴木さん
道具を見せながら伐採の仕方について説明する鈴木さん

 菜の花台付近にある木材の伐採現場で6月3日、「秦野の木伐採見学ツアー」が行われ、親子づれなど約30人が参加した。これは地元の建設会社であるコラムホーム(鈴張町)が主催したもので、当日は秦野市森林づくり課や秦野市森林組合の職員らも協力し、参加者らに説明を行った。

 はじめに同社の樺島進一郎副社長があいさつ。「秦野の木を使った家づくりを進めているが、まだ秦野で木材がとれるということが知られていない。今回子どもたちにも体験してもらい、思い出を作ることで、秦野産材の将来につなげたい」と話した。

 今回、見学した伐採現場にはスギが植林されており、面積は約30ヘクタール。植樹してから50〜55年経っており、県内一の規模と出荷量を誇るという。森林づくり課の職員は「森は降った雨をたくわえる役目がある」と話し、秦野の地下水に大きな影響を与える山の重要性について説明した。

 続いて、秦野市森林組合の鈴木研太さんが改めて同現場について詳しく話したほか、伐採に使う道具を見せながら木材を切り出す方法などを説明した。その後、職人が木材の切り出しを実演。木々の隙間を確認して倒す方向を決め、チェーンソーで切り込みを入れて受け口を作ると、調整しながら受け口とは逆側からくさびを打ち込んでいった。バキバキバキと大きな音を響かせながらスギが倒れる迫力に、参加者らは「すごい!」と歓声を上げていた。

 秦野産材を使った家に住んでいるという参加者の男性は見学したことで家に愛着が増したといい「伐採作業を普段は1人の職人がやっていると聞いて、職人の必要性も感じた」と話した。

職人による実演。大きな音を立てて狙った方向に倒れていく
職人による実演。大きな音を立てて狙った方向に倒れていく

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