先生の振付に合わせて踊る留学生たち
東海大学で学ぶ留学生が浴衣を着て盆踊りをする夏の恒例行事が6月24日、同大学国際会館庭で開かれ、参加した留学生は日本の文化を楽しんだ。
同大学の国際会館には各国からの留学生が多く住む。盆踊り大会は留学生に日本の文化を経験してもらおうと、学生で作るレジデントアドバイザー（ＲＡ）とＲＡをサポートする近隣住民でつくる「留学生と交流会」のメンバーが毎年実施している。
初めて浴衣を着たというロシアから来たソニャさん（22）は「帯がきつい」と苦笑いするも「踊りは頑張ります」と笑顔を見せた。同じく浴衣が初めてのドイツから来たトビアスさん（23）は「少し歩きにくいですが、涼しくていいですね」と話した。盆踊りは、踊りの先生を中心に留学生が輪になる形でスタート。練習もなく、見よう見まねでの踊りだったが、一曲終わる頃に手や足の動きも揃い出し笑顔も見られるほどに。東京音頭や炭坑節などを踊った。ＲＡリーダーの小倉香菜絵さん（4年）は「交流を通して、日本の文化を体験してほしい」と話した。
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