いま一度、原点を見つめて
▽創立30周年の節目の年。会長の要職に就くのは２００４年度に続き２回目になる。活動テーマとして「原点に戻ろう」を掲げている。「原点を見つめて本来の姿を再認識した上で、新しいロータリーの歩みに向かっていきたい」と力強く抱負を述べる。前回の会長時には、市の協力を得て消防団の中古消防車両をタイに寄贈。この国際奉仕の取り組みは以降も脈々と継承されている。「今年度も実施する。現地に行ったらね、皆が本当に喜んでくれている。どの車両もしっかり活躍していますよ」
▽30周年式典の実行委員長らと共に、来年５月の式典に向けて一層の力が入る日々。市が進める「桜のまち」が定着してきているなかで、会の活動として「秋にも見どころを」と赤色が鮮やかなニシキモミジの植樹を予定。前年度から始めた外国コイン募金を進め、在宅介護する側の人を労う事業なども検討していく。
▽代々農家の秦野人。趣味は？と聞くと「ロータリー」と笑顔に。夫人と出かけた旅先で見知らぬ人ともロータリーバッジを見るとすぐに打ち解けるという。「仲間と出会う。色んな人との出会いが会の魅力」
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