7月14日から17日までの4日間で、秦野市内で熱中症または熱中症の疑いがある人の救急搬送が17件あったことが分かった。今年の4月から7月13日まで17件で、同じ件数が4日間で搬送されたことになる。秦野市消防本部では「連休中に野外で行われたイベント等に出かけていた人が多かったためではないか」と話している。
秦野市では2015年に70人、2016年は55人が搬送された。今年の熱中症の救急搬送は18日現在、計34件。重症の場合には死に至るケースもあり、最高気温が連日30度を超える中、秦野市では注意を喚起している。
市消防本部では、暑中・残暑見舞い用のくじ付き郵便はがき「かもめ〜る」を利用し、熱中症予防や救急出動要請の抑制を市民に呼びかける事業を昨年から始めた。郵便局が探した協賛企業がはがきを購入し郵便局が配達するため、印刷・配送の経費はかからない。
熱中症は屋外だけでなく締め切った室内やエアコンの無い部屋で起こる。また、風の弱い日には日陰でも発症することがある。特に、高齢者や乳幼児、肥満、糖尿病、二日酔いや寝不足の場合も注意が必要で、各自の予防を呼びかけている。
秦野版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>