感謝状を手にする6団体。中央は片山署長
秦野警察署（片山真署長）では７月27日、振り込め詐欺の被害を未然に防止した功労に対する感謝状を、管内の金融機関６団体に贈呈した。
同団体は２０１７年の上半期、預貯金を引き出しに来店または連絡をしてきた利用者に対して窓口や電話口で積極的な声掛けをし、家族に連絡をさせるなど具体的な確認を行うなどして、振り込め詐欺被害を未然防止した。
片山署長は、「金融機関は卑劣な犯罪を水際で食い止めてくれる最後の砦。今後も引き続きご協力をお願いしたい」と感謝を述べた。
功労団体は以下の通り（順不同）。中栄信用金庫本店営業部（遠藤怜次長）、中栄信用金庫鶴巻駅前支店（片山清栄支店長）、横浜銀行渋沢支店（塩島由隆支店長）、秦野市農業協同組合本町支所（山口均支所長）、秦野南が丘郵便局（金井広貴局長）、スルガ銀行秦野支店（尾崎秀明支店長）。
「キャッシュカードを預かる」は詐欺
今年に入り、キャッシュカードを直接騙し取る「キャッシュカード手交型詐欺」が急増している。
手口としては、実在するデパート、百貨店を装い「あなたのクレジットカードで買い物をしている人がいる」と電話を掛け、偽の警察官や金融機関関係者がクレジットカードを直接受け取りにくるというもの。秦野署では「暗証番号等を絶対に人に教えてはいけない」と注意を呼び掛けている。
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