１８０cmの恵まれた体格から投げる速球と長打力が武器の高橋君
中学生の硬式野球チーム『秦野リトルシニア』のエース・高橋綾人投手（大井町立湘光中学・３年）が、リトルシニア日本代表に選出され、アメリカのクリスタルレイクで７月に行われたＭＣＹＳＡインターナショナルチャンピオンシップ（全米選手権）に出場し優勝、日本代表の４連覇に貢献した。
選手権は日本とブラジル代表、アメリカの州代表が覇権を争った。初戦、ワスコ・ウルヴァリンス戦で登板した高橋君。13奪三振でノーヒットノーランを達成する大活躍。打線も繋がり５-０で勝利し、勢いをつけ予選を１位通過した。
決勝トーナメント初戦では再び12-０と打線が火を噴きコールド勝ち。決勝では３-２のシーソーゲームを制し、トーナメントの頂点に立った。高橋君は打者としては「アメリカの投手のストレートは絞りにくく打撃は振るわなかった」と振り返るが、投げては「ストレートとスライダーの切れがよく、キャッチャーの好リードもあってノーヒットノーランできた」と喜びを話した。
高橋君は、２月から行われた南関東支部春季大会でもノーヒットノーランを達成しており、ベスト８入りし秦野リトルシニア関東大会進出の原動力となった。活躍が目に留まり、南関東支部連盟からの推薦を受けて４月のセレクションを経て日本代表入りした。
シニア出身のプロ野球選手には坂本勇人（読売ジャイアンツ）や中田翔（日本ハムファイターズ）などがおり、多くを輩出している。
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