安倍晋三首相が９月28日（木）召集の臨時国会で衆院を解散するという意向を明らかにしたことを受け、秦野市など３市８町を選挙区とする神奈川県第17区でも選挙戦に向けた動きが加速している。選挙の日程は10月10日（火）公示、22日（日）投開票となる公算が大きくなった。
自民党は３選をめざす牧島かれん氏（40）が出馬に向け準備を進めている。党内では麻生派に所属、２０１５年10月から16年８月まで内閣府大臣政務官を務め金融庁と地方創生を担当した。前回（14年）は11万８５３７票を獲得した。
民進党の神山洋介氏（42）は３期目をめざす。09年の政権交代時に約14万票を得て牧島氏を退け、前回は選挙区で牧島氏に敗れたものの、南関東比例で復活当選。１日の党代表選は、野党共闘見直しを掲げた前原誠司氏を支持した。
共産党は、12年の衆院選に出馬した党神奈川第17区国政対策委員長・横田英司氏（59）の擁立でまとまっている。横田氏はコンピュータ関連会社勤務を経て、党神奈川県委員会に勤務。12年の選挙では約１万票を獲得している。
前回衆院選の投票率は、17区全体で53・７％。17区の有権者数は９月１日現在、43万１７２８人。
【９月19日起稿】
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