啓発品を手渡す行員
特殊詐欺撲滅対策推進強化月間の一環として10月４日、小田急線渋沢駅の改札付近で啓発キャンペーンが行われた。
この日は、秦野警察署の女性職員で構成された犯罪抑止隊「はだの乙女隊」が、振り込め詐欺など特殊詐欺の撲滅を訴えた。さらに、金融機関や私鉄職員を「一日はだの乙女隊」に任命し、併せて約30人がキャンペーンに参加した。また、同駅にある無人ＡＴＭでは現金を引き出される被害が発生しており、当日は注意を促すポップも掲示された。
秦野署では「これからも金融機関などと連携し、被害撲滅に努めたい」と話した。管内の今年の特殊詐欺発生状況は31件（２件未遂）、被害額は約３２６２万円（10月９日現在）。
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