秦野市立末広小学校5年生の船橋望実さんが第76回県青少年創意くふう展覧会で神奈川新聞社賞を受賞し、12月16日に横浜市で表彰式が行われた。
この展覧会は青少年に発明や創作の喜びを感じてもらおうと毎年行われている。県内の地区展覧会に参加した2894点の中から選ばれた代表が出品され、船橋さんの作品など上位14点が特別賞を受賞した。
船橋さんの作品は、タオルや軍手、新聞紙、手回し充電ライトなどの防災グッズを入れられるように縫製した「かべかけ防災頭きん」で、平常時は身近な場所に掛けておく事ができる。災害のニュースを多く見かける中で”手荷物を持たずに防災頭巾を被るだけで避難できたら”と考え、夏休みに自由研究も兼ねて製作に取り組んだという。
「おばあちゃんにファスナーの付け方を教わったり、物が当たって痛くないか、お母さんと確かめながら完成させました」と船橋さん。「受賞したと聞いてびっくり。災害時に役立てたいです」と話している。
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