秦野市消防本部は、２０１７年１年間の救急出動件数が過去最多を更新したと発表した。
超高齢社会に伴い全国的に救急需要が増加するなかで、秦野市でも救急出動件数は毎年増加傾向にある。２０１７年１月１日から12月31日までの救急出動件数は７７５０件で、前年比57件増（約０・７％増）。１日に換算すると平均21・２件、約68分に１件の割合で出動があったということになる。
秦野市消防署には常時５台の救急自動車が稼働している。通常は１１９番通報のあった場所から直近の救急自動車が出動するが、すでに出動している場合には次に近い救急自動車が出動するため、救急出動件数の増加が現場到着時間の遅れにもつながっている。
秦野市消防本部では「救急自動車の適正な利用をお願いします」と呼び掛けている。
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