わさびや茶園(山口勇園主・秦野市菩提908)は、昨年行われた第50回神奈川県茶園共進会で農林水産大臣賞を受賞した。2月2日、小田原市生涯学習センターけやきで表彰式が行われ、黒岩祐治神奈川県知事から賞状が贈られた。現在勇さんの親、娘さん夫婦と共に3世代で家族経営。父の代に初めて大臣賞を受賞以来、勇さんが8回、そして今回通算10回目となる。親子3代に渡っての大臣賞受賞となった。
共進会は、県内の茶農家を対象に、審査員が現地で適度な枝数、木の勢い、葉の厚みや色具合等を評価する審査会。年に1回実施されており、今回は各市町村で行われた予選会を通過した23の茶農家によって競われた。わさびや茶園は、こまやかな茶園管理と高い技術力などトータル的に高評価され、見事大臣賞に輝いた。
同園は、合計2・5ヘクタールの圃場で7品種を栽培している。自然にやさしい有機肥料を活用した土づくりにもこだわり、はだのブランドにも認証されている。「後継者不足に悩むところが多い中、親子3代こうして続けられている環境に感謝したい。自然の恩恵に感謝しながらこれからも良いものを作っていけるように頑張っていきたい」と山口勇さんは話した。
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