秦野市渋沢地区に建設が進む「相模メモリアルパーク第2霊園(仮称)」の工事が、現在大詰めを迎えている。事業主体は公益財団法人相模メモリアルパーク。
同霊園は、全体の計画面積が約20万平方メートルで、約1万5000区画の墳墓区画が設けられる。今年6月末ごろの完成予定となっている。神奈川県西部には、公営霊園が少なく、永代にわたり充実した管理が行える大型霊園の整備に対する地域の要望が高い。
同霊園は、自然豊かな地域の特性に配慮し、里山の環境になじむ樹林帯を多く配置した森林墓地となっている。世界遺産でスウェーデンのストックホルムにある森の墓地「スコーグスシュルコゴーデン」を参考に設計されたのが特徴だ。日本の伝統的な外構で区切られた中に竿石を置く「普通墓地」や、芝生の上に墓石を置く「芝生墓地(グリーン墓地)」、設計自由な「自由墓地」などの他に、「樹木墓地」「花木墓地」「庭園墓地」「合葬墓地」などが設けられる。
管理棟には礼拝堂やトイレ、売店他を整備。この管理棟は、災害時には近隣住民の避難所としての機能を持ち合わせ、太陽光発電が整備され、避難用品の備蓄もするという。
問い合わせは【電話】0463・74・4788へ。
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