新入生に啓発物を渡す在校生
女性警察官で構成された「はだの乙女隊」と秦野曽屋高校の生徒による特殊詐欺撲滅キャンペーンが4月6日、秦野曽屋高校正門で行われた。入学式に参列する生徒や保護者に特殊詐欺に関する啓発物を手渡し、注意を呼びかけた。
高齢者による振り込め詐欺他の被害がなくならないなか、子どもや家族から祖父母に注意喚起をしてもらうことで、詐欺撲滅に繋げようと実施された。
当日は、防犯ビブスをつけた在校生21人と乙女隊が連携。『祖父母に伝えよう、飴はなめても犯人をなめちゃダメ』をキャッチフレーズにした飴や署員手作りの電話機に貼りつけ可能なシールなどが詰められた啓発物を「おじいさん、おばあさんに伝えて下さい」と入学式に来た新入生らに手渡した。
キャンペーンに参加した2年生男子生徒は「祖父が詐欺にあいそうになった。他人ごとではない。注意を呼び掛けてなくしたい」と話していた。乙女隊の久保香菜子巡査部長は「孫や家族が注意を促すことで、詐欺撲滅に繋がれば」と話した。
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