村山署長から感謝状を受け取る小林さん（右）
路上に一人でいた子どもを保護し適切な対応をしたとして秦野警察署（村山英彦署長）は4月13日、小林優太さん（20歳・大学3年）に感謝状を贈った。
5日の夕方、小林さんは買い物帰りの途中、車の交通量が激しい曽屋の道路に面した場所で小さな子どもがひとりで歩いているのを発見した。周りに親らしき大人がいないことを不審に思い、しばらく様子を見守った。しかし、時間が経っても親らしき人は現れなかったことに加え、防災無線で子どもの行方を捜している旨の放送が流れ、服装などの特徴が子どもに似ていることから警察に通報し無事に保護、親の元に戻った。
村山署長は「子どもの行方不明事案は、誘拐や事故を疑う重大なこと。見て見ぬふりをする人がいる中、適切に対応してくれたことに感謝します」と話した。小林さんは、「無事に親の元に戻って良かった。あたりまえのことをしただけ」と恐縮していた。
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