犯罪や非行のない社会を目指す「社会を明るくする運動(社明運動)」の駅頭啓発活動が7月2日、秦野市内の小田急線4駅周辺で行われた。保護司会や更生保護女性会などのボランティア20団体、中学生など約240人が参加した。
法務省が提唱する全国的な運動で、犯罪や非行を防ぐとともに、罪を犯してしまった人が社会復帰できるよう、地域が一丸となって見守ることを目的としている。今回が68回目。社明運動の強化月間に合わせ、秦野市社会を明るくする運動推進委員会が主催した。
秦野駅では、高橋昌和市長も参加し、「社明運動をしっかり浸透させ、明るく、思いやりのある地域社会づくりをしたい」と行き交う人たちに啓発チラシや物品を配布した。
秦野保護司会会長の山口久雄さんは「この活動を通して、少しでも関心をもってもらいたい。小さい事件にも目を向けて秦野市を明るくしたい」と話した。また、青少年の非行問題に関心をもってほしいと本町中学校の生徒にも声をかけた。参加した生徒は「社明運動だから、明るくしたいと思って、笑顔で配りました」と微笑んだ。
市では他にも社明運動として、大学の部活動の監督が子どもたちに指導する「いきいきスポーツ教室」や、ショッピングセンターでの啓発活動なども行っている。
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