秦野市の特産「はだのブランド」を楽しむ日帰りバスツアー『ハダ恋みっけもんの旅』が好調だ。小田急トラベルと連携し毎月開催しており、ツアーは毎回ほぼ満員、市外からの参加者も7割以上を占め、まちのPRに一役買っている。
バスツアーを企画する市産業政策課の佐藤伸一課長は「秦野の魅力をブランド化したい」と話す。
市は2010年度に「はだのブランド推進協議会」を立ち上げ、秦野生まれ・秦野育ち・秦野発のいずれかに該当する商品やサービス、地域資源を「はだのブランド」として認証している。現在は落花生商品やお茶、秦野産材商品など33点にのぼる。2016年からは「はだのブランド体験バスツアー」を年2回開催してきたが、参加者のほとんどは市内在住者で、ブランドの対外的なPRには繋がっていなかった。
そこで今年度から市と小田急電鉄のまちづくりに関する連携協定をもとに、小田急トラベルが実施する「大人のための学びと旅」をコンセプトとした「まなたび」とコラボし、『ハダ恋みっけもんの旅』を実施。市内4駅周辺を起点・終点に同協議会が周遊コースを組み、小田急ポイントカード会員に毎月送付される情報誌等で募集を行っている。
8月のツアーを皮切りに、10月5日には第3回を実施。参加者は東京23区や横浜、町田、相模原など市外が多い。同課によると、市外参加者はお土産品の消費額も多い傾向にあるという。第2回に昼食会場となったハダノ浪漫食堂(栄町・小桧山茂雄代表)はこの日のためにはだのブランド認証品の「秦野ピーナッツバター((有)かまか商店)」を使った『坦々うどん』を考案し、提供した。小桧山代表は「料理の説明だけでなく、秦野の紹介も熱心に聞いてもらえました」と話す。「市外へのアピールをどうしたらいいかなど、新しい可能性を見つけられた」と手ごたえを感じたという。
はだのブランドの申請数は現在、停滞傾向にある。同課ではツアーを活用し、市外へのPRだけでなく、認証品の登録増加や市内商店の活性化へも期待を寄せる。佐藤課長は「新たな街づくりのにぎわい創造プロジェクトとして進めていきたい」と話している。
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