渋沢駅南口の國榮稲荷神社では七五三や初詣など参拝者が増える季節を前に、本殿の前まで車いすに乗ったまま進めるようにスロープを整備した。
同神社の近くには高齢者施設なども多く、日頃から高齢者が多く訪れるため「車いすだとなかなか神殿に上がれない」などの声が挙がっていた。こうした声に応えようと同神社の氏子や地元の曲松自治会連合会などが協力し、スロープの設置に乗り出した。社務所は以前から車いすを1台所有していて必要な参拝者に貸し出すなど、高齢者や身体の不自由な人に配慮している。
責任役員で総代代表を務める齋藤鎭雄さんは「立地に恵まれていることもあり、たくさんの人に訪れていただいている。将来を考え、きちんと整備する必要があると考え踏み切った。市内の神社でこうしたところは珍しいのではないか」と話す。
同神社ではこれから氏子たちの手で注連縄づくりなどを行い新年に備えていくという。
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