紅葉したカエデの葉を観察する親子
秦野市街地からほど近い葛葉川ふるさと峡谷（葛葉緑地）で、木の葉が色づき始めた。同緑地内にある、くずはの広場（秦野市曽屋１１３７）には、整備される前から自生している植物のほかに、秦野市近郊で見られる草木が植栽されており、様々な葉の紅葉が訪れた人の目を楽しませている。
11月24日に行われた月例観察会「秋の葉っぱでお絵かき」には親子連れなど約20人が参加。自然観察ボランティアえのきの会・植物分科会の案内でヤマハギ、ミツデカエデ、ガマズミなど広場の樹を観察しながら葉を集め、くずはの家で画用紙に貼りアート作品を作った。「木の葉の観察を通して紅葉のふしぎに興味を持ってもらえたら嬉しい」と同会の永倉良子さん。参加者は「イチョウが２億８千年前から同じ形と聞きロマンを感じた」「気温や色素が関係する紅葉の仕組みを子どもと楽しみながら学べて面白かった」と話した。
集めた落ち葉で絵を作っているところ
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