冬の贈り物としても人気のシクラメン。秦野市は神奈川県でトップクラスの出荷量を誇り、市の特産品とされている。市内の生産農家では現在出荷のピークを迎えている。
約4万4000鉢を栽培している冨田花園(今泉・冨田茂靖社長)。同園は、冨田社長の父・新一さんが1971年に創業した。温室内では色鮮やかな赤色やピンク色、白色の花が咲き誇り、サイズも3号鉢から6号鉢までと豊富。花弁の枚数が多い八重咲きのものなど多種多様だ。秦野で育種された八重咲きの「フェアリーピコ」なども取り扱っている。フェアリーピコは、全国的にも珍しい育種で、一般的なシクラメンが1カ月ほどで枯れてしまうのに対し、約3カ月花を楽しめるという。
「台風が多かったせいか、虫が多く大変だった」と冨田社長。しかし例年と比べても開花は遅れることなく、11月中旬には出荷を始められたという。「12月までには出荷準備を終えなければいけなかったので、間に合って良かった。例年通り良い出来栄え」と話した。出荷のピークは12月20日頃まで。同園のシクラメンは関東周辺の市場に出荷されるほか、はだのじばさんずでも直売を行う。
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田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
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