東京大手町-箱根芦ノ湖間を往復する新春の風物詩「第95回箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝競走)」(関東学生陸上競技連盟主催)が1月2日(水)、3日(木)に行われる。地元東海大学陸上競技部駅伝チーム(両角速駅伝監督)は、6年連続46回目の出場。総合優勝を目標に挑む。
「本来のレースを見せる」
今回4年生は3人、3年生は10人、2年生は2人、1年生は1人がエントリー。
高校長距離界のトップランナーとして注目された選手たちは3年生になり、経験と実力を積み重ねさらに力を付けた。中でも館澤亨次選手はトラック競技において日本選手権1500mで2連覇を成し遂げた。また、11月に行われた全日本大学駅伝は、3年連続の区間賞の好走を見せるなど期待に応える走りを見せた。
チームとして見ると、連覇が期待された10月の出雲全日本大学選抜駅伝では、主力選手を故障で欠いた厳しい戦いとなったにも関わらず3位に。同大会には3選手が大学駅伝デビューを果たすなど、今後に繋がる大きな収穫を得た大会になった。11月の全日本大学駅伝では、館澤選手の活躍をはじめ、故障で欠いた選手も復帰。本来のレースを見せ、準優勝を果たした。
「往路から攻める」
トラックで培ったスピードを駅伝に繋げていくことをテーマに掲げ、取り組んできた成果が表れてきた今年度。記者会見で「目標は優勝」と両角監督は言い切った。各選手の走力は、優勝候補と言われている他大学と比較して遜色のないレベルまであがっている。「往路から主力選手をつぎ込む戦いで優勝を狙う。選手たちも覚悟をもって、取り組んできた」。監督、選手が一丸となり優勝を目指し箱根駅伝に臨む。
選手のサポートなど裏方で支える一人として活動してきた駅伝主務の木村大周さん(4年)=写真=。マネージャーのトップを務める。高校時代、怪我で陸上選手としての道を断念した。それでも、陸上に関わりたいという思いでマネージャーとして入部。選手の心のサポートや選手と監督との橋渡し的な役割を担うなど、様々な面で選手を支えてきた。「私も選手と同じ気持ち」と話し、一緒に優勝を目指す。
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