白百合女子大学講師・西武文理大学特命教授を務める相原雅子さん(秦野市菩提・40)が、25人の研究者らと執筆した共著「シルフェ〈本の虫〉が語る楽しい英語の世界」がこのほど、金星堂から発行された。
同書は、相原さんら寄稿者全員が所属するシルフェ英語英米文学会が50周年を記念し出版した。大学1・2年生や英語を改めて学びなおしたい人に向けて、文学や言語学といった様々な視点から英語の世界を学ぶ入門書としてまとめられている。
相原さんのテーマは「キリスト教2000年の歴史を振り返る」。「カトリックとプロテスタントの違いが分からないという学生が多い。分からないという方が他にもたくさんいるのではと思い、今回初めて文化論について執筆しました」と話す。カトリックとプロテスタントの比較や、海外では宗教がどのような面で政治に影響を与えるか等について書いたという。
相原さんは「昨年末に他界してしまった祖母に一番に読んで欲しかった。カトリックとプロテスタントの違いが分かっているとニュースの見方が変わると思います。役立ててもらえれば」と話した。
同書は、348ページの単行本。定価2000円(税別)。インターネットで注文可能。
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