来場者と話す小清水さん（右）
秦野市若松町の絵画教室「アトリエこしみず」の絵画展が３月23日から25日に秦野市文化会館展示室で行われた。生徒の作品１１５点と講師の作品が壁に展示され、多くの人が来場した。
同教室は38周年。これまで版画などを手掛けてきた画家、小清水量造さん（64）が娘・梨絵さんの受験を機に開校した。未就学児から、美大・美高の受験生、一般の大人までを指導しており、２年に１回展示会を開いている。
「一人ひとり好きなものを自由に描く」というのが小清水さんの指導のモットーのため、生徒の画風やタッチはさまざま。展示会では油絵、水彩やアクリル画、デッサン、アニメや漫画の模写、受験に向けた平面構成まで多岐にわたり、生徒の個性が光る作品が並んだ。
来場者は「中学生でこんなに上手に描けるなんてすごいね」「この絵は何を意味しているの」などと話しながら展示を楽しんだ。
小清水さんは「今年も受験生は全員志望校に合格できました。これからも生徒の魅力を引き出していけたら」と話した。
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