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秦野版 公開:2019年4月5日 エリアトップへ

江戸音楽の旅へ誘う 浦田さん主催の舞台盛況

文化

公開:2019年4月5日

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紙芝居のあと、歌詞と共に演奏された清元節の「流星」
紙芝居のあと、歌詞と共に演奏された清元節の「流星」

 秦野市東田原在住で清元節、箏曲、哥澤節(うたざわぶし)の演奏家の浦田友里さん(27)が初開催した邦楽コンサート「江戸東京音楽物語」が3月31日、秦野市文化会館で開かれ、250人が来場した。

 江戸から明治にかけて人々に愛された伝統音楽の魅力を伝えようと都内などから箏曲、哥澤節、端唄、清楽(しんがく)の10人の演奏家が集結。清楽の演目で法界節一座に扮した3人が月琴を演奏しながら登場するなど、初心者でも楽しめるよう工夫された演出も好評だった。

 清元節「流星」では、紙芝居であらすじの導入があり、その後、演奏が始まった。登場人物の雷家族の夫婦喧嘩が軽快なリズムで語られると、オチで観客は笑顔に。歌詞がスクリーンに映し出されていた事も功を奏した。

 最終演目は浦田さんと、浦田さんの箏の師匠・杉山裕子さんによる箏曲「水の変態」。映し出される歌詞をバックに、2人が息を合わせ、時に激しく、優雅な演奏で終幕を飾ると、会場からは大きな拍手が沸いた。

 公演後、来場者は「大したもんだ」「演目によって宮廷や江戸町家にタイムスリップしたような気分になったよ」「初めて聴いた月琴の音色がきれいだった」などと話していた。

 浦田さんは「多くの方に来場頂き嬉しかった。改善点を振り返り、次に繋げたい」と語った。

月琴を手に登場した清楽 法界節一座
月琴を手に登場した清楽 法界節一座

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