秦野市内で学童保育や放課後等デイサービス、日中一時支援を運営するＮＰＯ法人Ｌｉｎｋ（國松基祥代表）が４月１日から、秦野市新町で子ども食堂・宿泊事業を開始した。児童の自立や保護者の休息が目的。対象は年長からで、親子で宿泊することも可能。職員の佐々木広世さん（56）＝人物風土記で紹介＝は「一人で子育て中の保護者の方自身が休むために使ってもいいし、職員へ悩みを相談できる場になれば」と話す。市によると、現在児童の宿泊サービスは市内でほかにないという。
以前から佐々木さん宅に登録児童が泊まりに来ていた事から、今回、事業化に踏み切った。料金は年会費５０００円、宿泊１日１５００円。佐々木さんは「安価に設定したので料金で経費はまかなえないが、心の安定につながれば」と話す。問い合わせは同法人【電話】０４６３・６５・０１６１へ。
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