狭いカーブの後退を指導する内海さん（右）
秦野自動車教習所で５月20日、秦野市消防本部の安全運転適性実技講習会が開かれた。消防車両の運転を今後担当する若手署員が同教習所の指導員から運転技術を学ぶことを目的に毎年行われており、今年は20日と27日に10人ずつが参加することになった。
運転手と、後退のときなどに車外で誘導する誘導員の２人組に分かれた参加者。運転手は狭い道を想定したスムーズな前進・後退や、坂道でのスラローム走行などを練習し、注意点などを教わった。誘導員は運転手に分かりやすいよう誘導する方法などを学んだ。
最後に、緊急走行時を想定してタイムを計り、的確な運転ができるかをチェックした。同教習所の内海靖さん（45）は「消防署員は一般ドライバーより優れた運転技術・交通状況判断力が必要でミスは許されない。細かい所まで指摘するよう心がけた」と振り返った。
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