エサの昆虫をヒナに運ぶ親鳥
秦野市千村の小野鈑金塗装の敷地の隅で６月14日、物を押さえるために置いていた直径10cmほどの竹の棒の中に、シジュウカラの巣があるのを、同社の小野薫さん（63）が見つけた。「鳥が竹の中に飛び込んだり出て行ったりしている姿を見かけたから、不思議に思って中をのぞいたら、奥の方に６羽もヒナがいて驚いたよ」と小野さん。２羽の親鳥は昆虫を捕って竹の中のヒナに与え、すぐまた狩りに出かける。
専門家によると、シジュウカラは木の穴だけでなく、石垣の隙間などにも巣を作るが、竹の中に作るのは珍しいという。
竹をのぞくと、中にはシジュウカラのヒナたち（６月14日撮影）
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