演目『ねずみ』を披露する緑君さん
自興院本堂（秦野市北矢名９５５）で６月30日、若手落語家による寄席が開かれ、雨の中多くの人が来場した。今回で17回目。柳家緑君さん、柳家花いちさん、春風亭昇羊さん、春風亭昇咲さんが登壇し、会場は笑いで包まれた。
終演後、来場者は「トリだった緑君さんの『ねずみ』が特に良かった。ねずみ屋の主人のびっくり顔など迫力があった」「毎回恒例になっている演者全員によるフリートークも好き。会場と演者が一体となってとても楽しい」などと笑顔で話した。
春風亭昇咲さんは、「自興院寄席は毎回お客様が温かい。演者４人それぞれ個性があるので、初めて落語を聴く方にも楽しんで頂けたのでは」と振り返った。
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